第16話 『警告:カブト暴走中』


今週からアバンがこの4人になりました。
となると、カブトと響鬼は6月に登場するらしいディケイドの新フォームと一緒になるのかしら?


【カブトの世界】はオリジナルと世界観自体は変わっておらず、カブトは機能が暴走してクロックアップの世界に閉じ込められているらしい。
なんだかサイボーグ009の結晶時間(ジョーの加速装置が暴走して彼1人だけ加速空間に置き去りにされた)っぽいなぁ。
あの話、アニメ版で見て印象的だったから原作の方も探して買ったんだよなぁ。
同じ石ノ森故のオマージュって所かね。
ガタックの人はアラタだから分かるけどザビーの人にソウって名前の人いたかなぁ…あぁ、矢車さんか。
地獄兄弟の二人って苗字でしか覚えてなかったなぁ。
キャストオフやクロックアップといった懐かしい描写が当時よりもさらに進化しててよかったなぁ。
特にキャストオフで飛んでいった破片が海に落ちたりと芸が細かい。
天堂屋のおばあちゃんは明らかにあの『おばあちゃん』を意識している、というかオリジナルでもああいうおばあちゃんがいたんでしょうね。

ワーム相手に『虫相手にはこっちも虫だ』という事でクウガに変身するディケイド。
クロックアップに対抗する為にここでペガサスの超感覚を使ってくるとは思いませんでした。
公式での裏テーマが『打倒クロックアップ』らしく、こんな風に他のライダーの力をきちんと活用してくるのは良いですね。
今までのライダーって宣伝をかねて新しい力ばっかり使って設定にある能力が無視される事が偶にあったからなぁ。


で、その新しい力である所のカメンライド電王はまさかの決めセリフを言うだけという使えなさ。
確かに電王の利点はイマジン憑依による戦闘スタイルの変化だし固有能力に差があるわけじゃないからなぁ。
でもディケイドライバーの人、ノリノリすぎだなオイ(笑。
あと、ディケイドの中の人も電王と同じはずなのにちゃんと士がやっているように見せるのはやはりプロだね。
ちなみに反応に困るザビーやガタック、そして『KOTAEHA KIITE NAI』の時のゼクトルーパー達の会話がちょっと面白かった。

『打倒クロックアップ』第二弾として、透明化を使うディエンド。
確かにいくら早く動かれても自分の姿が見えなければ手の出しようが無いからな。
しかし、クロックアップシステムがお宝って言ってもアギトの力同様持っていけないんじゃ…?
それとも【カブトの世界】のライダーシステムだったら何でもいいから持っていこうとするのかな?
ってかライオトルーパー一蹴したりディエンドと互角の戦いをしたりとこの世界のガタック強いなぁ。

『打倒クロックアップ』第三弾は放映当時から言われていたファイズアクセルフォーム。
ディケイド電王もそうだったけどきちんと変身シーケンスを再現してくれたり『10秒だけな』の台詞がスタッフ分かっているなぁ。
この時ザビーがハリ飛ばしてたけど、アレってオリジナルじゃやってなかったよね?

そして流れハリがマユに当たりそうになった所でカブトが現れて弾き飛ばす。
そのままザビーを一蹴してそのまま去ってしまう。
しかもザビーの人がマユのお兄さんとか予想外の展開だなおい。
次回予告にはひよりのワーム体も映ってたし、ひょっとしてオリジナルでもあった擬態天道のエピソードやひよりがワームだったエピソードもオマージュして盛り込むつもりなのかしら?
なんにせよ、今までの世界の中でトップクラスに面白い展開だったのは確かだなぁ。


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