ジャンプスクエア1月号&The Book

ジョジョの奇妙な冒険の新作が二つも出て、ジョジョ好きな僕には大喜びな月始まりでした。
ただでさえ今月はFate/Zero最終章や鷲崎健さん&清水香里さんのわしみずクリスマスライブ、そしてコミケと出費が多いのになぁ(苦笑。
早速両方の感想をば。

岸部露伴は動かない-六壁坂-

個人的に露伴先生はジョジョの中で好きなキャラの一人なので、彼をメインとした話と聞いて楽しみにしていました。
舞台は2007年の杜王町、喫茶店露伴先生と編集者の打ち合わせから物語が始まります。
しょっぱなから音石&玉美が登場してちょいとビックリしました。
音石出所したんだな。
そりゃあ窃盗罪なら7年も経てば出てこられるか。
しかし、玉美の方は露伴先生と顔見知りのはず(700万損害の時に一緒にいたし)なのにちょっと他人行儀だったような・・・。
そして露伴先生破産したんですか!?
その理由がリアリティ追求のために山買ったら暴落した、ってのがいかにも露伴先生らしいですね。
康一君の家に居候って、2人は7年来の友人ってことですね。
というか確か99年で高1だったはずだから、順当にいっていればもうとっくに社会人なのか康一君。
さて、はたから見れば異常な理由で破産した露伴先生ですが、どうやらその成果はあったようで。
彼が見つけた六壁坂の妖怪についてはネタバレになるので触れませんが、死刑執行中脱獄進行中の時といいこういったモノに出会いやすい体質なんですかね?
そして久しぶりにヘブンズドアーを見られてよかったです。
なんだか第4部の時よりもさらに大人なヴィジョンになってましたね。
顔も無表情になっていて、より冷静な性格に成長したって事ですかね?
ネジがぶっ飛んだような行動をするのは相変わらずですが。

The Book jojo's bizarre adventure 4th another day

乙一氏による第4部のアナザーストーリーです。
装丁がちょっと古いハードカバーの英国小説っぽくて、電車で読んでるとぱっと見文学青年っぽい感じです(笑。
こちらの舞台は2000年の正月と時間軸的には第4部終了から1年も経っていないです。
いや、康一君視点で2000年正月から始まっただけで時間軸や視点は結構うろうろしています。
現時点でまだ108ページしか読んでないですが、中々に魅力的なキャラが出てきていますね。
中でも蓮見琢磨というキャラが良いですね。
並外れた記憶力に苦しめられ、それがきっかけでスタンド(かどうか108ページ時点では分かりませんが)を発現させた少年。
露伴先生が読めない『自分の記憶』と映し出すその本にこの先どんな展開が記されていくのか今から楽しみです。
他にも、ジョジョファンならなるほどと思える箇所がいくつもあります。
今までに食べたパンの枚数を覚えていたり『助けて』と呻く本が貸し出し中だったり鉄塔に住んでいる男がいたり。
これ書いたら早速続き読もっと♪


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