34号感想

ツバサ

ヤバイ、久しぶりに見たよ雷帝招来。
もうこれだけで興奮気味でした。
あの剣も出してくれたしこの調子であの式服とか火神招来もやってくれないかなぁ。

魔法先生ネギま!

あの幼女に関しては何も言いませんよ?
しかし、彼女がアレほどまで強力な魔法を使った事には突っ込みます。
ゲットバッカーズで言うところの無限城状態を限定展開する幻覚魔法は確かに一般人から見れば恐怖そのものだよなぁ。
それを(きわめて少ないでしょうが)幼い子でも扱えるという事実は魔法使いが一般社会から隠匿されるのに十分すぎる理由ですな。
全員とは言いませんが魔法使いに対して一般人は無力である証ですし。
超が『魔法使いが当たり前の社会もそのうち慣れる』って言ってたけど、ぶっちゃけそれはないと思う。
魔法の威力まで知れ渡ったら、たとえそれを扱えるのがごく少数だとしても中世の魔女狩りが現代に蘇っても仕方がないと思いますよ。
そういった意味ではネギ君たちにぜひとも歴史改変を行って欲しい物です。
と、時間跳躍物ではよくありますがここでネギ君たちが歴史改変に成功したら今の『魔法使いが当たり前になった世界』ってどうなるんだろ?
カシオペアって跳躍先の自分と入れ替わるわけじゃなく異時間同位体として同じ時間の流れの過去現在未来を行き来する物ですよね?

図にするとこんな感じですか。
紫色の時間軸の前後を行き来する事で同じ時間に同じ人物が何人も存在する状況が出来、最終的に時間跳躍をやめた一人がその後の歴史の流れを刻む訳ですね。
ってか、この解釈でいくと現在のマガジンにおける“2週間後の世界”においてネギ君一行が行方不明になっていた点が気になります。
つまり、過去に戻るであろうネギ君は再び2週間後以降の世界に時間跳躍しないと設定に矛盾が生じてしまうわけで。
エヴァ様にかくまわれていたとかそんな事でもない限り、ね。
さて、仮にこれで過去を改変したとして未来はどうなるのか、いわゆるタイムパラドックスに陥ってしまいます。
今回を例に挙げれば未来人の超が歴史を改変した事で例えば超が産まれなくなったとする。
そうするとこの時間軸では超が存在しない事になり、結果未来から超がやってくるという事もなくなる。
つまり歴史を改変した超という存在は確実にいるのに彼女が存在する確率はゼロ、という矛盾。
これがタイムパラドックスの大雑把な解釈です。
そもそも超の歴史改変によって彼女がいた未来が今(未来を今って表現は『時間が止まっているのに5秒』並に変だけどね^^;)どうなっているのかも気になります。
『現在の時間軸とは別の未来となった(ドラゴンボール理論)』のか、『そんな未来はなかった事になった(バックトゥザフューチャー理論)』のか、はたまた『今の時間より後に何らかの力によって魔法使いの存在は再び隠匿される=結局超の世界における歴史は歪められた物で事実は変わっていない』のか。
個人的には3番目を推したいですな。
これなら未来の道具が今も存在していてもおかしくないですし、何より超の未来と現在の矛盾を解消できますし。
まぁ、もしそうならばネギ君一行は超の計画をとめられない事になっちゃいますね。
彼らが計画に賛同したのか負けたかはさておき。