20号

DEATH NOTE

とあるところでネタバレを見てしまったので感想をば。
何だかんだって仕込時計はまだ展開していなかった模様。
で、とうとう自白してしまった月君は今まで誰にも言えなかったであろう自論を展開。
意外と夜な夜なキラ崇拝系HPでいっぱい書き込んでたりして。
・・・そんな根暗な月くん、なんかやだなぁw
とはいえ、なんだか子供じみた理想だよなぁ。
いや、確かにその通りだと思うし実現すればそれに越したことは無いんだろうけど、やはりそれはただの理想。
勧善懲悪とはいうけれど、完善な人なんて世の中にはいないと思う。
かといって、全ての悪を滅することなんていくらデスノートがあってもできないと思う。
そもそも何をもってして『悪』というのか、の定義が月くんの独断なわけだし。
自分の利益のために使ったことは無い。
確かにひたすらに理想を追いかけている姿は認めるけどその理想のために少なくとも法に触れるようなことはしていない人達を沢山手にかけた事も事実。
デスノートという史上最悪の殺人兵器を手にしてしまったことが月君をキラへと走らせた最大の原因だけど、渋井丸を殺してしまった後も留まらなかった時点で彼は『悪』といわれても仕方が無いと思う。
受け売りではあるけど、人というのは善にも悪にも転がる不安定な存在なわけで、事実『デスノートを手にしなかった』月君は絵に描いたような善人だったし。
要するに、月君は人外の力を手に入れてしまった事で善人だけの世界という子供じみた夢を実現させ無ければいけない、という妄念に取り付かれてしまったって事。
オマケに言えば、最初は理想達成という目的のために裁いていたけど、いつしか裁き自体が目的にすり替わってたと思う。
その事は今回のラストで見られた自分の意見に従わない人=悪という思考にも現れているでしょう。



あぁ、なんかダラダラと中身の無い感想でもない文を書いてしまったな(^^;。


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