十六之巻「轟く鬼」感想

先週戦線復帰した斬鬼さんですがやはりがたが来ていたようで、突然の引退宣言を。
とはいえ、今年は魔化魍の当り年なのでそう簡単に戦線離脱は出来ません。
自分の代わりに戦っていた裁鬼さんが魔化魍にとらわれてしまい、救助へ向かうことに。
いきなりのデビュー戦を迎えることになってしまった戸田山変身体さんに音激弦・烈雷を託し、自らは姫童子に向かう斬鬼さん。
なんか一撃で粉砕しちゃうあたりまだまだ若いものには負けない斬鬼さんでした。
一方、斬鬼さんから烈雷と音激震・雷轟を託された戸田山変身体さんは戸惑いながらもヤマアラシに向かっていきます・・・が、もたもたしているうちに逃げられてしまいました。
再度魔化魍捜索を始めた斬鬼さんたちですが、戸田山は『自分が止めを刺すなんてぶっちゃけありえない〜』なんて寝言をぬかします。
しかし、斬鬼さんはあえてしかりつけることはせず、『お前は俺のことを忘れる、ワン・ツー・ジャンゴ!』とアトバイスを送ります。
自分に頼りきっている戸田山をあえて冷たくあしらうことで自立を促すわけです。
体にがたは来ても立派な師匠さんですよ、斬鬼さんは。
一才違いの日高さんは明日夢君と散歩をして、やはり励ましています。
ベテランの鬼さんは総じて大人って雰囲気が満載です。
戸田山は烈雷での素振りを始めていますが、なれない武器を使いこなすにはやはり練習あるのみです。
デビュー戦は練習不足で音撃を決められなかったのでそりゃあ必死になるものです。
そんな中、逆手持ちのほうが自分に合うと気がついた戸田山。
やはり斬鬼さんのげきが効いたようです。
そしてそれを影から見守る斬鬼さん、やはり師匠の鑑ですね。
ディスクアニマルになっても本能を忘れないセイジガエルによってヤマアラシの行方を掴んだ戸田山と斬鬼さんは現場に急行します。
しかし、斬鬼さんは変身することなく戸田山に全てを任せます。
前回の結果を知っている普通の人間はここで変身しておいたほうがいいんじゃないか、と思いがちですがココで自分が変身してしまっては戸田山に少なからず依存感を与えてしまいます。
自分のみが危うくとも弟子を信じる心、それこそが師匠に必要なわけです。
見事怪童子を撃破し、続いてヤマアラシに烈雷を突き刺す戸田山変身体は音撃斬・雷電激震を繰り出して初勝利をあげます。
おそらく修行の合間に趣味でやってたロックを音撃に組み込んだのでしょう。
見事に初勝利をあげた弟子を祝福する斬鬼さんですが、修行不足なため顔だけ変身ができない弟子の音撃棒を見てしまう羽目に。
もしコレが威吹鬼さんとあきらだったら大変ですよ。


威吹鬼「おめでとう、あきら。 でも、顔だけ変身解除も練習したほうがいいよ。」
あきら「えっ・・・キャッ!」


さすがに日曜8時にそんなシーンは無いだろうなぁ。
何はともわれ、斬鬼さんから"轟鬼"という名をもらった戸田山は浮かれまくっていました。